独自の構造、 独自の施工方法だからこそ。

PROFILE

2018年入社
(理工学部社会基盤デザイン工学科卒)

鉄骨メーカーなら、
幅広く携わることができる。

大学の研究室は鉄骨造のゼミを選択。企業との共同研究で新しいネジ山の開発などにも挑戦しました。就職活動では、鉄骨メーカーを中心に見て回りました。ゼネコンはものづくりというより現場をまとめ上げる印象が強かったですし、コンサルティング会社だと現場経験が得づらいと思ったからです。その点、鉄骨メーカーであれば、営業から設計、生産、施工まで幅広く携わるチャンスがある。その中でも横河ブリッジホールディングスグループは、橋梁でも、システム建築でもNo.1の実績を誇り、当社でしかつくることができないものづくりができると感じ、入社を決めました。研究室の担当教員が横河ブリッジの元社員で、「鉄骨メーカーなら、ここがいいよ」と薦めてくださったことも大きかったですね。また、実家近くのトヨタスタジアムに、横河システム建築の技術が大きく貢献している点も惹かれました。

システム建築の施工方法を
伝えるプロとして。

入社後はグループ全体での研修を受けた後、横河システム建築としての研修に参加。様々な部署や工場、施工現場の見学を通して、当社のものづくりのイメージを掴んでいきました。本配属は7月。最初は工事部工事課で上司の指導のもと、各現場の工事途中に施工方法を指示するための資料作成からスタートしました。当社のシステム建築はその名の通り、ある程度のシステム化がなされているのですが、施工では依頼主であるゼネコン企業の工事の進め方などに応じて施工方法を調整する必要があります。近場の現場は自分の目で見に行くなどしながら、その施工現場では実際にどのような状況、不具合が発生しているのかを確認しつつ資料を作成していきました。入社1年目という早い段階で、こうして現場を見られたのは良かったですね。より具体的なイメージが持てましたし、現場では毎回何かしらの気づきを得ることができました。そして、2年目からは施工計画の部署に異動。今度は工事が始まる前にゼネコン企業に提出する施工計画の作成を行うことになりました。1年目の部署とは異なり、実際の敷地を見に行くことはほぼありません。図面から敷地の状況を想像したり、現場の工事課の担当者から話を聞いたりしながら資料を完成させていくのです。当社の施工知識はもちろん、元請けのゼネコンの施工知識も知っておかなければなりません。今回の現場はどんな建て方をするのか、使用する重機は何かといった情報を集めながら、最善の施工計画を立てていきます。また、当社のシステム建築は構造が他社と異なっているため、施工方法も独特です。建築のプロであるゼネコンの担当者でも知らないことが多くあるため、その説明に苦労することもありますね。それだけに、自分が携わった建物が完成した時は大きなやりがいを感じますし、システム建築の構造や施工方法を広めていくこと自体にも面白さを感じています。

もっと勉強し、
自分自身の可能性も広げたい。

今後の目標は、まずは施工管理技士などの資格を取得し、建築についての理解をより深めていきたいですね。そうすることで、工事に関するより良い打ち合わせができますし、施工計画の精度も高まると思います。また、現在は現場で様々な経験を積ませてもらっていますが、いずれは生産情報の業務に携わったり、建築士の資格を取得して設計業務にも挑戦したりしてみたいですね。キャリアの選択肢の幅が広いのは鉄骨メーカーの魅力だと思いますので、自分自身の可能性も広げながら横河のより良いものづくりに貢献できたらと思います。