お客様の要求や課題を理解し、 最高のシステムエンジニアを目指す。

PROFILE

2012年入社
(工学部 環境建設工学科卒)

就職活動は、社員の雰囲気に惹かれ、
横河技術情報一社のみ。

実家の近くに名所にもなっている橋があり、子供の頃から大好きでした。大学では橋梁の腐食、とくに塩害によって橋の耐久性能がどのように変化するかといった研究テーマを選択。就職活動は、橋一本。もっと言えば、横河技術情報一社に絞って受けました。橋梁業界トップのグループ企業ということもありましたが、それ以上に先輩社員の雰囲気に惹かれたのです。というのも、大学時代、研究室で当社のカメラ計測システムを使用することになり、その際に一度、横河技術情報の本社を訪ねました。その際に先輩たちが楽しそうに働いている様子や高いモチベーションを持って仕事に臨んでいる様子を目の当たりにし、「私も一緒に働きたい」と強く思うようになったのです。入社1年目は、プログラマーやテスターとして与えられた業務をこなすことがメインでした。それから徐々に業務の種類や量も増え、当社の様々なシステムの開発担当を務めていきました。

同じグループの建築会社の要とも
呼べるシステムを担当。

現在、私は技術部第二課で主任を務めるとともに、主にシステム建築を対象とした生産情報システムの開発を担当。システムエンジニアとして開発依頼者であるお客様とコミュニケーションを重ねながら、主体的に開発プロジェクトを遂行しています。ちなみに、お客様は同じグループの横河システム建築。配属されたばかりの頃は「システム建築?」という状況からのスタートでしたが、このシステム建築はその名の通り、設計や部材の工場製作、施工をシステム化することで、従来工法を大きく上回る短工期、低コストを実現していると知り、「その要ともいえるシステムを担当するのか」と自分の仕事の責任の大きさを自覚しました。プロジェクトの進め方は、通常のシステム開発同様に、お客様との打ち合わせで課題や要求を整理し、システムの要件をまとめ、提案。その後、開発、検証、納品という流れになります。そのすべての段階に私たちシステムエンジニアは協力会社の方々と協力し業務を遂行します。途中、問題が発生すれば、お客様への説明やスケジュール等の調整をするのも私たちの仕事。開発案件によっては自身の知識不足やスキル不足を痛感することもありますが、すべてを乗り越え、お客様に「良いものを開発してくれたね」と喜んでいただいた時は、私自身もうれしくなります。それに、何より、お客様も同じ横河ブリッジホールディングスグループ。システム建築という建設業界で、急速に成長している工法を一緒に広めていく面白さも実感しています。

入社前から感じる風通しの良さは
横河技術情報の大きな魅力。

横河技術情報の魅力のひとつは、入社前から感じている職場の雰囲気です。先輩後輩はもちろん、部署を超えて風通しが良く、業務中に困ったことがあれば、誰にでも気軽に相談することができます。また、業務時間外でも会社の人たちの交流は盛んで、私も時々、サッカーを一緒に楽しんでいます。今後の目標は、自分の担当するお客様の要求や課題がどういったものなのか、今以上に良く理解し、良い提案を行うこと。私たちの仕事は、システムをつくるというより、業務効率を上げるための仕組みや機能をつくっているのだと思うからこそ。お客様がグループ企業という強みを生かして積極的に情報収集を行い、今よりもっとお客様に喜んでいただけるシステムを開発したいですね。