営業であっても技術を学び、 提案の核を作れる。

PROFILE

2011年入社
(経営学部・会計情報学科卒)

橋梁のリーディングカンパニー、
安定した経営にも惹かれる。

目に見えるもので社会貢献したいという思いから、様々な業界のメーカーを中心に就職活動を行いました。食品、製薬、化粧品、電機、土木…。全部で100社以上にエントリーをしたと思います。その中で、友人から同じ大学のOBが働いているという情報を聞き、横河ブリッジホールディングスの名前を初めて知りました。調べてみると橋梁のリーディングカンパニーだし、財務諸表を見ても非常に堅実。ここなら、社会インフラを支えるやりがいのある仕事ができるのではと志望度を高めていきました。入社後はグループ共通の新人研修を経て、本配属に。3年目までは鋼板加工業を対象にした各種システムの提案営業を行い、4年目からは橋梁以外の新規市場開拓を目的にデジカメ3次元計測システムの提案営業に従事しました。こうしてキャリアを振り返ってみると、提案する商品が徐々に変化していますね。そして、入社7年目となる今年からは、橋梁メーカーをお客様にこれまで扱ってきた商品を含む多角的な提案営業へ。主任にもなり、営業として新たな挑戦が始まったところです。

自社商品の販売から受託開発、
エンジニアリングの提案まで。

現在、横河技術情報では、橋梁製作の上流工程から下流工程までを支援する商品を取り揃えており、業界シェアの約半分を占めています。中でも、鋼橋の設計システム、設計情報に加工変形を付加し製作情報を出力する原寸システム、鋼板切断機を制御するシステム、部材製作後の組立作業を支援するシステムが大きな柱商品です。また、これらの商品販売に加え、受託開発やエンジニアリング業務の提案を行っています。営業であっても一つひとつの商品にある程度の専門知識が求められる仕事ですが、営業部のメンバーのそれぞれがメインで扱っている商品や分野が異なるため、それらの知識や経験を教わることもできますし、時にはチームを組み一緒に提案することもできます。また、受託開発の営業もやりがいがあり、先日はあるゼネコンさんから「橋梁の保全業務における人手が不足しているため、作業効率化を図りたい。また、ベテラン技能者が退職を迎えておりノウハウの伝承を行いたい。良い知恵を貸してくれないか」という相談を受けました。この時は、当社のデジカメ3次元計測システムをカスタマイズする形で提案。実際に導入され、「計測時間が大幅に減少した。また、新人でもベテランと変わらない結果を出すことができた。ありがとう」と感謝された時はうれしかったですね。さらに、営業であっても、当社の場合は提案の核となる技術の部分から一緒に携わることができるため、アイデアを形にする喜びがある。そういう意味では、自分でどんどん勉強していく大変さはありますが、文系出身であっても技術営業として活躍できる職場だと思います。

業界トップの橋梁メーカーとともに、
次世代の標準をつくる。

橋梁に関するシステムを開発・販売する会社として、業界トップの橋梁メーカーを同じグループに持っていることは大きな強みだと思います。開発段階においても、ニーズの確認や実際の使い心地の確認を一緒に何度もできますし、何よりシステム開発にとって重要なデータが質・量ともに豊富に存在します。また、販売する段階においても、“横河”のブランドは強力です。さらに、リーディングカンパニーだからこそ、業界初のシステムやこれまで誰もやったことのない挑戦も数多くできます。特に、土木分野ICTを用いた生産性向上の取り組みが急務。この転換期に対し、グループ会社とともに次世代の標準となるシステムを開発、拡販し、業界自体に広く貢献できたらと思います。