仕事のスケールに惹かれて入社。
2年間の現場経験が今の土台に。
大学時代の構造力学の授業で複数の三角形を組み合わせてつくるトラス構造の話を聞き、橋梁に興味を覚えました。その後、別の授業で海外の建設プロジェクトに関する講演を聞いた際、偶然、当社の大学OBが登壇されており、香港での長大橋建設の話をされていたのです。スーパーゼネコンの存在は知っていましたが、「橋梁を専門にしているメーカーもあるのか」と驚き、同時に海外の国家プロジェクトに携わっているという仕事のスケールの大きさに惹かれました。横河ブリッジに入社後、最初の2年間は施工管理業務に従事。首都圏の高速道路や国道の橋梁架設を中心に4つほど現場を経験しました。自分の父親と同世代の職人さんたちに作業手順を指示し、計画通りに工事を進めていく仕事でしたが、職人さんたちとの毎日のコミュニケーションも楽しかったですし、何より、橋梁が少しずつ出来上がっていく姿を間近で見ることができたのは本当に良かった。3年目からは本社に移り、計画を立てる側に回りましたが、入社後の2年間の現場経験が非常に役立っています。