1年目から橋梁の設計と並行し、
新型橋梁の開発依頼も。
高校時代、祖父から聞かされた橋づくりのエピソードが面白くて、橋に興味を持つように。大学では、橋梁の振動特性の違いを用いたモニタリングの研究などを行っていました。横河を目指すことになったきっかけは、設計演習の講義に訪れた外部講師からの一言。「橋梁なら横河でしょ」と言われ、早いうちから第一志望でしたね。最終的に、横河NSエンジニアリングを選択したのは、担当教授の奨めも大きいですが、結果的に若いうちからいろいろなことに挑戦できる環境は自分の性格に合っていたと思います。実際、1年目を振り返ってみても、本配属から半年も経たない10月には早くも1つ目の案件を任され、11月からは橋梁の設計と平行して、なんと新型橋梁の開発も依頼されました。様々な文献や過去事例を漁り、設計しては解析をかけるといった試行錯誤の繰り返し。翌年には模型づくりや実験も行い、最後は特許を出願して学会向けの論文も書くことに。依頼された当初は「1年目の私に務まるかな?」という気持ちでしたが、先輩たちもフォローしてくださいましたし、やはり、自分の仕事が早くから形として残るのはうれしいですね。