システム建築の 総合プロデューサー。

PROFILE

生産情報部外装課

Shingo Hashimoto

2014年入社
(理工学部海洋建築工学科卒)

本配属になって3ヶ月後には
1物件を任されていた。

大学では海洋建築工学科に所属し、建築学や海理学などを学んでいました。研究室は、耐震構造工学研究室。卒業研究では、氷でアイスドームを製作し、その強度を調べたりしていましたね。就職活動も最初はマリンコンストラクチャーやゼネコンを中心に開始。当社に関しては、当時の研究室の教授に紹介してもらいました。その当時、システム建築に関してはまったく知りませんでしたが、「設計部門と工場が近くにある」と聞き、興味を持ちました。ここなら実際の製品や製作していく過程を目で見ることができると思ったのです。さらに、「若いうちから仕事を任せてもらえる」という点も入社の決め手になりましたね。実際、配属されて3ヶ月後には1物件をいきなり任されていました(笑)。

様々な経験を早く積め、
スキルアップすることができる職場。

現在の主な仕事内容は、お客様であるゼネコンなどの担当者の方と設計計画の確認を行い、詳細を詰めていくというものです。システム建築は、建物の形状や大きさ、基本スペックは決まっているものの、そこから建物内に置く設備や機材の大きさに合わせてミリ単位で調整したり、サッシのサイズを変えたり、お客様ごとの細かな要望を聞き取って対応していきます。また、設計計画をもとに工場生産向けの作図を書き起こす必要があるのですが、当社では現在、海外のパートナー企業に外注しているため、その依頼や指導も私の役割となっています。さらに、工場側から要望が上がってきた場合、それらの内容を把握し、お客様に説明することも大切な仕事。そういう意味では、お客様と当社の各課との間に立ち、工程すべての段取りや対応を行う、システム建築の総合プロデューサーといったところでしょうか。現在は入社5年目ですが、すでに多い時には同時に20物件くらいを動かしていますし、担当する物件のエリアも北は北海道から南は九州まで日本全国に広がっています。1年目から1物件を任されたことにも驚きましたが、その後のステップも早いですね。きっと他社と比べても、20代のうちから様々な経験を積むことができ、自分自身のスキルアップが図れる職場だと思います。ちなみに、1つの物件に対して営業、施工管理、鉄骨担当、外装担当が1つのチームを組んで仕事を行います。それぞれにフォローし合いながら、刺激し合いながら働ける点も、この会社の魅力だと思います。

システム化するための
仕組みそのものを考える面白さも。

システム建築と聞くと、自分たちで決められることが少なく、ものづくりの面白みに欠けるのではと思う学生の皆さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、実際は担当する技術者が決めていく部分も意外と多くあります。また逆に、今はまだシステム化できていない部分をどうすればシステム化できるかを考え、仕組みそのものをつくっていく面白さがあるのも、この仕事ならでは。工場から倉庫、店舗、幼稚園など、その使用用途を広げながら、急速に市場を伸ばしているシステム建築工法自体を進化させることで、日本の建築業界自体の勢力図を変える可能性も秘めているのです。今でも、旅行先などに行って自分の担当した物件を目にする機会がありますが、今後、システム建築がますます広まったら、そういうシーンも増えるに違いありません。国内シェアのトップを走る私たちの会社なら、そうしたやりがいもあると思います。