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サステナビリティ

マテリアリティ(重要課題)とその取り組み

横河ブリッジホールディングスグループは「社会公共への奉仕と健全経営」の理念のもと、社会インフラ整備や技術革新を通じて事業活動を展開しています。一方で近年、社会は大きく変化を遂げ、環境問題も深刻化しています。
そのような中、当社グループではESG(環境、社会、ガバナンス)の観点から、また各種SDGs(持続可能な開発目標)とグループ事業の方向性を踏まえ、グループとして優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を以下のプロセスを経て特定し、持続可能な社会の実現に向けて、社会における各種課題解決にも積極的に取り組んでまいります。

マテリアリティ(重要項目)特定プロセス

STEP1

検討すべきマテリアリティ候補項目の洗い出し

当社企業理念およびSDGs、投資家評価項目分析や同業他社分析などを念頭にマテリアリティ候補項目を抽出しました。抽出したマテリアリティ候補項目について、当社のステークホルダーからのニーズを整理し、更に検討の結果、候補項目の精緻化や拡充を図りました。
その後、当社グループおよびステークホルダーを取り巻く社会環境・事業環境やステークホルダーの関心事や社会情勢を参考にマテリアリティ項目を網羅的に47項目リストアップしました。

STEP2

マテリアリティ候補項目の優先順位付け・重み付け

リストアップされたマテリアリティ候補各項目に関して企業価値創造に関わる中長期的な視点に基づいて、ステークホルダーへの影響度、当社グループへの影響度の両軸から優先順位付け・重み付けを行いました。

STEP3

グループ内の部署横断会議体(サステナビリティ委員会)での審議と経営メンバーレビューによるマテリアリティの特定

このマテリアリティ・マトリックス上で重要度・影響度が高いと位置づけられた各項目について、サステナビリティ委員会での審議を経て、ガバナンス項目も含めた上で最終的な候補項目を見直し、昨今クローズアップされる環境課題なども考慮のうえ、当社グループとして重点的・優先的に取り組むべきマテリアリティを絞り込みました。
その後、経営会議における経営メンバーレビューを実施し、絞り込まれたマテリアリティ候補項目を最終的に15項目に特定しました。

マテリアリティ(重要項目)と関連するSDGs(持続可能な開発目標)

以上のプロセスにて特定されたマテリアリティ15項目および関連するSDGsは次のとおりです。特定されたマテリアリティに対しては、定量・定性の目標(KPI)を設定の上、各種活動に取り組んでいます。
その成果についてはサステナビリティ委員会、経営メンバーでのレビューを実施し、PDCAサイクルを回すことによって継続的な改善を図ります。なお、新たに外部・社会環境に変化があった場合には、関連するマテリアリティについて見直しを行います。
ESG マテリアリティ 関連性の高いSDGs
環境
  • 気候変動や自然災害による物理的リスクへの対応
  • 災害に強い製品開発の要望への対応
  • 国土強靭化へ向けた更新サービスやメンテナンス要望への対応
社会
  • 製品の安定供給
  • 品質の確保
  • 災害復旧支援
  • 労働安全衛生の確保
  • グローバルな健康課題への対応
  • 優秀な人材の獲得とダイバーシティ&インクルージョンの推進
  • タレントマネジメントの充実
  • 労働生産性の向上
  • 従業員やパートナー、サプライヤーの人権尊重
  • 過重労働の防止とワークライフバランスの推進・同一価値労働同一報酬
ガバナンス
  • 公正な取引活動と腐敗防止
  • 情報セキュリティ管理

マテリアリティを推進する体制


  • サステナビリティならびにESGに関わる経営の基本方針、事業活動やコーポレートガバナンスの方針・戦略に関する議案は、取締役会の諮問機関として設置された「サステナビリティ委員会」で検討を行い、重要な方針や施策については経営会議での審議を経て、取締役会へ報告され、審議・決定がなされます。

  • 同委員会の下部組織である「サステナビリティワーキンググループ」は、決定された方針や施策を事業活動に落とし込み、各事業会社や客先・取引先と連携・協力しながら具体的な取り組みを推進しています。

  • サステナビリティ委員会は、主要な事業会社の執行役員が委員長を務め、監査役、事業会社の執行役員・幹部社員で構成されています。サステナビリティワーキンググループは、事業会社の総務担当部長で構成され、各種必要なデータを把握・管理し、数値の測定・集計および算定結果の管理など、より実務的な役割を担っています。

ESGの取り組み

サステナビリティ一覧